青山幸広さんの介護術
介護界の著名人青山幸広さんの「青山式楽ワザ介護入門」を読みました。
介護される高齢者ご本人の希望や意欲を最大限尊重して、意欲ある生活をしてもらおう!という方針で、青山さんの実践の工夫が書かれていて、書いてある内容は、凄く自然なことだと思いました。
しかし、一人一人の思いに個別に寄り添う事が、時間的にも人員的にと難しいのも、現実です。
ただ、介護技術や、福祉機器は、まだまだ改良の余地がある発展途上の分野だと知ったのは収穫でした。
トランスについても、ベットや車イスの改良と合わせて、これからもっと進化していくに違いありません。
介護の定石という、介護者目線でなく、サービスの利用者である高齢者の立場から見たら、必要なサービスはかなりシンプルで、寛容な地域社会と、ヒューマンスケールの街の再生が求められているのではないかと、思います。