人生100歳時代
今年の敬老の日に厚生労働省から高齢者の人口統計が発表されました。
老人福祉法が制定されて初めて調べた1963年は153人だった100歳以上の人が50年後の2012年には5万人を超え、2017年の今年は6万7824人になりました。そのうちの88%は女性で、5万9627人です。
医療や衛生状態の改善、栄養や食生活への関心の高まりなど、清潔好きで勤勉な日本人の生活習慣も、長寿の達成に貢献していると思います。 しかし また一方では フレイルという高齢者の虚弱化の問題も起こっています。 男女比でみると、75歳以上の後期高齢者で、フレイル(=虚弱)になって、寝たきりになる割合は女性の方が高いそうです。
ですから、これからは寝たきりにならずに、できるだけ自分らしく活動が出来る様、「楽しく動く」ことを考えていきましょう! 「ゆっくり安全に」をモットーに、動ける範囲で無理なく動くには、どのような工夫があるか、日々のお買い物や犬との散歩など、生活の日常に動くことを織り込むことが必要ですね。
少しでも動いて、活動したほうが、お腹も空いて食事もおいしいでしょう。介護の中でも、「栄養の為に食べる」のでなく、「おいしく食べる」の感動を取り戻したいものです。