秋に想う
今年の秋は、様々な顔を見せています。この9月は、かってない短期集中豪雨に、日本列島の各地が、見舞われました。北海道から九州まで、短時間集中豪雨で、一夜にして、生活の基盤が水浸しになってしまった方もいると聞きます。しばし途方にくれて、漸くこれから生活再建に向かう気持ちの切り替えがついた方もいると思います。
10月に入り、穏やかな秋晴れが、戻ってきました。気候の特異日は、本当にありますね。10月10日は、天高く、澄み渡った見事な秋晴れになりました。関東近辺では紅葉はまだですが、アウトドアに、うってつけの気候です。温暖化の影響でしょうか、風雨は、時としてすさまじいまでに凶暴になりますが、一年を通すしての季節の移り変わりは長く変わらないものがあるように思います。
穏やかな秋の陽気に誘われて、10月10日は、南アルプスに行きます!山歩きは、デスクワークで、萎え切ったからだを覚醒させてくれます。すっかり、使わなくなって、存在さえも忘れていた体のあちこちに、しっかりと筋肉があるのが、知らされます。
体が覚醒し、体の中に眠っていた野生が目覚めるのを感じるのは 実に爽快です。
いくつになっても、自分の足で歩く自由を持ち続けたいものです。心の赴くまま行きたいときに行きたい所に行く、外の風に吹かれたい、冷気を吸いたいと想うときに、思い通りに動けることは、大切な移動の自由です。移動の自由は 内心の自由を補完するものです。日々足腰を鍛えて、出来るだけ自分の足で、山や野原を歩き回りたい!と願っていますし、それが難しくなったら、歩行補助スーツや電動車イスなどの歩行補助具の進歩を信じて、それらの機器を活用し、自然とのふれあいを求めて、外に出ようと思います❕