「訪問介護」のヘルパーのファッション
ドクターの白衣、看護師さんの白衣、それぞれの職種で、象徴的なスタイルがあります。 介護現場では、襟付きのポロシャツにズボンスタイルの人が多い様です。 違いは 胸ポケットに事業所の名前が入っているか否か位で、色もほとんどが穏やかな中間色で違いはありません。
私も 訪問介護の事業所を初めてすぐは、一般的なポロシャツで活動していました。そして 夏になって、襟なしのTシャツではどうかしらと悩み、「仕事着」としてけじめがあれば問題ないのでは、と思いました。
医師や看護師には 長い伝統があり、それぞれの服装に職責が象徴されて、多くの憧れがそのユニホームに寄せられます。
病院のお医者さんの白衣。膝までの長い丈の白衣を翻して歩く姿や、Vカット襟のスクラブ姿。どれも めちゃくちゃにかっこいいです。スタンドカラーの上着は 町のホームドクターの年配の落ち着いたお医者さんのイメージ。町の歯医者さんの看護師さんが やさしいピンクのへちまカラーのワンピースのナース服を着ていると、なぜかホッとしたりします。
そう考えると、ヘルパーなどの介護職も安心感と信頼感を醸し出すユニホームがほしいな、と思います。
Tシャツというより、襟はあった方がいい、だけど 一般的なポロシャツの襟でなく、スタンドカラーとか、へちまカラーのような、チャーミングな襟で、将来 介護職の象徴とするには、どんな形がいいのかしら。などと介護ヘルパーのファッションスタイルを考えながら、毎日走っています。
「介護」の仕事というと、在宅の人の室内での仕事と思われがちですが、「訪問介護」は 実は 雨が降っても風が吹いても、休むことができない外回りの仕事なのです。「訪問」について、電動自転車は 大きな助けです。しかし雨の時は ・・・・レインハットにレインコートでも、・・・なかなか、移動が大変です。訪問介護職のユニホームは 室内での服装だけでなく、フード付きジャケット、レインコートにも、工夫を凝らさなけれは、と考えています。
今年の9月は「猛烈な」台風のオンパレードでした。 10月は秋晴れに期待したいものです。